アオゲラ アリの好きなキツツキ。朽ち木や地上付近でアリやその幼虫・サナギをなめとる。 |
|
アカゲラ なわばり争いでは、2羽が向かい合ってオシリの赤い羽毛を膨らませ、首を蛇のように振って脅し合うのだ。 |
|
エナガ ねぐらにつくときは、次々に間に割り込む。最初にくっついたはずの2羽は、いつの間にか両端になっているという。エナガというのは本当に憎めないキャラクターだ。 |
|
カケス たくさんのドングリを拾っては埋めに行くが、その場所をよく忘れてしまう。でも、そのおかげでドングリはいろいろなところから芽を出すことができるのだ。 |
|
キジ メスが来ると赤い顔を膨張させて頭を下げ、翼を半開きし、さらに尾羽の上面を彼女の方に向けて扇状に開くという、なかなかこった姿勢でカッコをつける。 |
|
キジバト なさけなくしつこい求愛。メスがそっぽを向いてもあきらめず回り込み、言い寄る。飛んで逃げられても追いかけていく。 |
|
キセキレイ 親鳥はヒナのフンを流れや水溜りに捨てに行くのが特徴である。 |
|
コガラ 人なつこさでは、いちばんかも。給餌場では、人をせかすように甘ったれた「ジィー ジィー」という地鳴きをしながら待っている。 |
|
コゲラ 最近、都会に進出してきたコゲラ。枯れ木がなければ、いや、枯れ木よりも良く響くのか、テレビアンテナにとまってトラミングもしちゃう。「タラララ・・・」 |
|
ゴジュウカラ 木の実を幹のすきまにはさんでコツコツと割る。頭を下にしているのは、そのほうが頭を支える力をたたくほうへまわす事ができるから、無駄な力をかけずに割ることができるのでしょう。 |
|
シジュウカラ 秋から冬、群れ社会の結束は固いが、夕方には解散して、それぞれのねぐらへ。みんなひとり暮らしなのだ。 |
|
トラツグミ 夜間に響く不気味な声。ある女子大の寮の周りでは、夜中に口笛を吹いている不謹慎な者がいてけしからんと、警察まで出動したという話がある。 |
|
ヒガラ 高いとろろばかりにいるが、モヘアのセーターなど着ていると、巣の材料に持っていかれちゃうなんてことも。犬小屋の周りから毛を集めたりするのは、朝飯前。 |
|
ヒヨドリ 大きな実でもまる呑み。早く遠くへ行って、良い場所でトイレをしてくれれば、種は大助かり。鳥と植物にはこんなもちつもたれつの関係があるんです。 |
|
ホオジロ 独身のオスは、のどの白色を目立たせて悲痛にさえずる。妻をめとったオスは、あまりさえずらず、せいぜい小声での鼻歌程度。 |
|
メジロ 甘党のメジロは、花の蜜が好き。顔をまっ黄色にして花をのぞいてまわる。虫の少ない季節に咲く花にとっては、ありがたい存在なのである。 |
|
ヤマガラ 昔はよくおみくじ引きの芸を仕込まれたヤマガラ。生きている限り2羽がずっと離れないともいわれる、つがいの絆の固い鳥。 |